ガッコのセンセー
先日、中学の時の同窓会があって、同級生だけじゃなくて当時の担任とも話したんだけど、
ほんと変わってなかった。特に中身。
同級生とは「ゆとり使えねーよなー」みたいな話をしてたんだけど、
センセイから言わせると、「それをお前らが育てないとダメなんだよ!」だそうだ。
そうなんだよな。
教師という立場からしたら「本当にどこをどうしてもダメなヤツがいる」ということを
認める訳にはいかないんだろうと思うよ。
「お前らは頑張ればできる!できないのはやり方が悪いだけなんだ!」
まー、ガッコーで教えるような答えがある問題はそうだろうよ。
どうにかすれば何とかなる。だって答えがあるから。
それとさ、ガッコーのセンセーって、生徒に対する責任の負い方が
すっげー中途半端じゃん?
会社の後輩とかになるとさ、つかえねー事で会社の業績悪くなったら
みんな不幸になるから、ある意味、一蓮托生とまでは言わなくても同じ船に乗ってるとは言えるかなと。
でも学校のセンセーってさ。
「ほら、頑張れ!お!少しできるようになったじゃないか!あとは卒業してもその勢いで頑張れ!」
で終了なわけなんだな。
なんつーか、タスクをクロージングしなくても一定サイクルで問題が解決しちゃうわけだよ。
「如何に問題を起こさずに時間を経過させるか」という仕事なわけだ。
フツーの仕事とは全然違うんだよね。きっと。
だから夢見がちなままでも生きていけるという、ある意味幸せな仕事だよなー。とは思うよ。
もちろん僕らには分からない苦労はたくさんあるんだろうけどさ、
結構、自らの矜持を持ちながらやっていけるんじゃねーかなとか。
しかし、いくら周り見回しても、
「超お世話になった恩師に感動の再会!」みたいなケースが全くなくてウケた。
人生そんなもんだよな。うん。